second-brain マニュアル
基本の考え方
できること
second-brain は、次の四つを行います。
- 集める。 アカウントからデータを読みます。たとえば、Slack のスレッドや Google Meet のメモです。
- 保存する。 データを自分のコンピューターに保存します。
- 要約する。 各項目を要約します。要約は、概要、決定事項、アクションアイテムで構成します。
- 検索する。 コマンドラインから検索できます。AI エージェントも検索できます。
用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| エントリー | ナレッジベースの一項目。Slack のスレッド、ミーティング、ドキュメント、Web ページのいずれかです。 |
| ソース | エントリーの取得元。Slack、Google Meet、Google ドキュメント、Web ページ、ローカルファイルなど |
| ソースの種類 | エントリーの種類。slack.thread、slack.day、google.meet、google.doc、web.page、local.file |
| アカウント | サービスへの接続。複数持てます。たとえば、二つの Slack ワークスペースを接続できます。 |
| 同期 | アカウントから新しいデータを集める操作 |
| 要約 | エントリーを説明する短いテキスト |
| セクション | エントリーの一部分。下の表を参照してください。 |
| 要約に使うもの (summarizer) | 要約を書くプログラム。LLM の API、LLM のコマンドラインツール、ローカルモデルのいずれかです。 |
| プロファイル | 名前を付けて保存した、summarizer の設定 |
| ホームディレクトリ | ツールがすべてのデータを置くフォルダー |
| 生データ | エントリーの元のデータ。ファイルとして保存します。あとで新しい要約を書くために残します。 |
| エージェント | Claude Code や GitHub Copilot CLI など、コマンドを実行できる AI プログラム |
| スキル | sb の使い方をエージェントに伝えるファイル |
エントリーのセクション
エントリーには、最大で五つのセクションがあります。
| セクション | 内容 |
|---|---|
overview |
エントリーの短い説明 |
decisions |
何が、誰によって決まったか |
action_items |
誰が、いつまでに、何をするか |
details |
エントリーの全文、またはより長い議論の要約 |
background |
そのエントリーを追加した理由。自分で書くセクションです。 |
ドキュメントには、決定事項やアクションアイテムがないことがよくあります。これは正常です。
データの流れ
Slack、Google Meet、Google ドキュメント、Web ページ、ファイル
│ 同期 (sync) または追加 (ingest)
▼
生データ (コンピューター上のファイル)
│
▼
エントリーとセクション (コンピューター上のデータベース)
│ 要約
▼
検索インデックス
│
▼
sb search、sb show、AI エージェント
ツールは、生データを必ず保存します。そのため、あとからより良いモデルで、要約を書き直せます。どのモデルが書いた要約かも記録しています。
データの保存場所
すべてのデータは、ホームディレクトリに保存します。既定の場所は OS によって異なります。
| OS | 既定のホームディレクトリ |
|---|---|
| Windows | %LOCALAPPDATA%\second-brain |
| macOS | ~/Library/Application Support/second-brain |
| Linux | ~/.local/share/second-brain |
別のフォルダーを使うには、環境変数 SECOND_BRAIN_HOME を設定します。どのコマンドにも --home <フォルダー> を付けられます。
警告: ホームディレクトリのデータベースには、パスワードやトークン (Google のリフレッシュトークン、Slack のトークン、API キー) が含まれます。OS のユーザー本人だけが読める設定にしています。コピーを他人と共有しないでください。バックアップも非公開にしてください。
しないこと
- データを第三者に送りません。例外は、自分で選んだ summarizer です。LLM の API を選んだ場合は、要約のために、エントリーのテキストをそのサービスに送ります。
- Slack や Google のデータを変更しません。読み取りだけを行います。
- 自分が読めない Slack のコンテンツは読みません。